みなさまお久しぶりでございます。アキレス腱は油断をすると簡単に断裂するという
ことを骨身にしみて理解したライフキャップ推進委員会のキクカワです。
さてさっそく表題の話題に入りたいと思います。
昨今、何かと話題の「エコキャップ運動問題」。多額の売却益があるにもかかわらず、
ポリオワクチン購入の為の寄付金には使われていませんでした。
「ボトルキャップがポリオワクチンに変わる!」というキャッチーなフレーズで
市民様に広く浸透し、また学校内・町会単位でも集めるという大きなムーブメントに
なりました。今まで誰も考え付かなかったリサイクル活動が人の為・世の為になる
という社会貢献活動の一つのお手本として世間一般に認められたように思います。
今回の問題が発覚してからの協会のコメントはこんな感じです。
「ワクチンを寄付することは協会の目的の一つだが、ほかにも事業の柱がある」
「『キャップがワクチンになる』というフレーズが浸透したので、これだけの数が集まったのだと思う。そのフレーズを信じてキャップを集めてくれた人たちに対する説明不足だったことはお詫びしなければならない」
あえて言及しませんが、他にも突っ込みどころ満載のお話がたくさんありました・・・。
このコメントを聞いて、今まで一生懸命集めてこられた方々はどうお思いになられたの
でしょう。収益のそのほとんどが人件費に充てられたと分かった今、裏切られたとお思いになられているかもしれませんね・・・・。
ライフキャップ運動は、排出事業者・市民の皆様と我々回収業者が手を取り合って
共に社会貢献活動を進めていくものです。
我々は、皆様のお手を拝借して集められたキャップから得られる収益のすべてを社会に
役立てるようにすることが皆様の想いに報いることのできる唯一の手段であると思って
おります。
だからこそライフキャップの回収・売却にかるすべての費用は、我々協会員の
ボランティアで賄われております。
ここが決定的に違うところです。
皆様にはその違いを今一度ご理解頂きたいと思います。
我々は大阪の街でお仕事をさせて頂いている業界です。
だからこそゴミのプロである我々は、業を通じて大きなことは出来ませんが、
この運動を続けていきたいと思います。もしわれわれの運動に対して疑問や質問がありま
したら遠慮なくご連絡下さい。真摯に説明させて頂きます。
短いですが、我々の想いが皆様に伝わった事を願っております。
今後とも皆様のライフキャップ運動へのご協力よろしくお願いします。